次亜塩素酸水の空間噴霧の安全性試験が完了しました!
一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議 は新型コロナウイルス含め空間除菌に効果的と期待されている次亜塩素酸水の世界ではじめてヒトによる臨床試験の結果を発表しました。https://www.atpress.ne.jp/news/272947
弱酸性次亜塩素酸水が新型コロナウイルスを不活性化させることについては2020年6月の一般社団法人NITEの報告で発表済みであるが
空間噴霧に関しては一部のメディアの根拠のない報道もあり、利用を控える所も増えてしまいました。
もっともらしくWHOの消毒剤を噴霧することを薦めないという部分を引用し、次亜塩素酸水の噴霧が危険といっていたが
一般社団法人次亜塩素酸水溶液普及促進会議のWHOへの質問と回答では、その消毒剤に次亜塩素酸水は入って「ない」との事。
この報道はどこかでありましたか?残念ながら自ら訂正するメディアは見当たりませんでした。
今までも空間噴霧についてはラットなどを使った動物実験をして安全性のエビデンスは一部メーカーでは出してきたが、今回はヒトでの試験結果故に相当のインパクトがあり、各省庁は再度見直しが必要になってくる。
【試験内容】
2021年3月にJFKの加盟会社である森友通商株式会社製の次亜塩素酸水溶液「モーリス」を被験品とし、市販されている専用噴霧器を用いて被験者の部屋(14畳以下の個室)に霧状に充満させる臨床試験が行われました。30代から60代の男女20名を2群(10名/群)に分け、一方は部屋に次亜塩素酸水(被験品)を噴霧し、他方は部屋に水道水を噴霧し、一日8時間、28日間にわたりその部屋で噴霧気体を吸引したことによる健康への影響を比較検査しました。試験は「プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験」という、被験者が次亜塩素酸水と水道水のどちらが噴霧されたか分からない形式で行われました。
試験名 :次亜塩素酸水エアロゾル吸入による安全性確認試験
試験品 :被験品:次亜塩素酸水モーリス(森友通商株式会社)、
対照品:水道水
被験品濃度 :50mg/L(4倍希釈、有効塩素濃度50ppm)、pH6.0±0.5
噴霧器 :SX-100S(星光技研)
試験デザイン:プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験
試験対象者数:20名(10名/群)
実施期間 :2021年2月5日~4月15日
(事前検査から有害事象追跡調査終了日まで)
実施医療機関:チヨダパラメディカルケアクリニック
【結果】
身体計測、生理学検査、血液学検査、尿検査のすべての検査項目において、被験品群は対照品群と比較して有意な差は認められませんでした。また、身体計測、生理学検査、血液学検査、血液生化学検査のすべての検査項目において、吸入前時からの変化量を比較したところ、被験品群は対照品群と比較して有意な差は認められませんでした。
【結論】
次亜塩素酸水エアロゾルを吸入した際の安全性について「問題ない」と判断されました。引用https://www.atpress.ne.jp/news/272947
改めて申し上げておきますと今回の話は次亜塩素酸水であり、次亜塩素酸ナトリウムとは別物です。
これは私たちにとって常識なのであるが、名前が似ている関係で一般の方々は未だに誤解されている。
次亜塩素酸水の空間噴霧に対する安全性は完全に上記でエビデンスが取れた形になる。
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弱酸性次亜塩素酸水の空間噴霧は安全です。